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案山子のダンス

戯れに、小説など。照れますな。

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狭山池考

大阪府の南部に、大阪狭山市と呼ばれる小さな街があります。

そこには、日本最古のダム式溜池といわれる「狭山池」が横たわっています。

この地方は丘陵地帯であるため、水に恵まれず古来、灌漑には苦労が伴いました。

しかし、飛鳥時代の前期に天野川と今熊川が堰き止められて、この池が築造されると、近辺の村々では水耕が盛んになりました。

「さやまの池」は、古書にも多く触れられています。

日本書紀には、「農は天下の大本なり。…今、河内の狭山の植田水少なし。是を以て其の国の百姓、農のことを怠る。其れ多に池溝を開きて民業を寛かにせよ」と記述されています。

これは崇神天皇62年7月2日の条にあります。

また、古事記には、「印色入日子命、血沼池又狭山池を作る」とあります。

ちなみに、印色入日子命(いにしきいりびこのみこと)とは、垂仁天皇の第2皇子で、母は日葉酢媛命です。

さらに、清少納言の枕草子第三十八段には、「狭山の池は、三稜草(みくり)といふ歌のをかしきが、おぼゆるならむ」と記されています。

「三稜草といふ歌」とは、古今和歌六帖・第六にでてくる、「恋すてふ狭山の池の三稜草こそ引けば絶えすれ我は根絶ゆる」のことです。

清少納言は、この歌が気に入って、狭山池のことを覚えていたのですね。

付け加えておきますと、三稜草とは、ミクリ科の多年草で池沼などでよく見られる植物です。
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  1. 2013/01/11(金) 04:19:43|
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