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案山子のダンス

戯れに、小説など。照れますな。

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聖神社(その五百五十)

ある者が、「姫君の許におられる方は、左馬頭殿の若君だと聞いております。」と言いますと、法眼はそれを聞いて、「日陰の身の源氏が館に立ち入り、そのことが全て六波羅の耳に届いたら、よいことはあるまい。(源氏と懇ろになるとは)、あの姫はこの世では我が子であるけれど、前世では敵であったのだろうか。
いっそのこと斬って捨てようかと思いましたが、いやいや子を害することになれば五逆罪は免れないだろう。
義経なら異姓の他人であるから、この男を斬り捨て、その首級を平家のご覧にいれて、手柄愛でてもらおう、と思いましたが、(修験者の身である)自ら手を下すことが憚れますので、どこかに、肝っ玉の据わった男がいれば、その者に頼んで義経を斬らせようと考えました。


義経も相当したたかな小童ですが、一方の法眼も強欲な小心者です。
どっちもどっちですな。
なお、五逆罪とは、母を殺すこと,父を殺すこと,阿羅漢を殺すこと,仏身より血を出させること,僧団の和合を破壊することをさします。
ちなみに、子殺しの罪は入っていません。
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  1. 2014/11/28(金) 02:07:00|
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